年収と購入するクルマの価格とのバランスは?世間で言う「買うクルマの価格は年収の半分」説を検証する

今日はよくいただく質問、「年収」について考えてみよう。

「どれくらいの年収があればスーパーカーを買えるのか?」というものだ。

はじめに言っておくと、これについて明確な答えはない。
だが、参考となる指標はある。
だから、今日はその指標について考えてみたいと思う。

年収と購入するクルマの価格とのバランスは?世間で言う「買うクルマの価格は年収の半分」説を検証する

まずは年収について考えよう

まずは年収だ。
ぼくがいつも考えることだが、年収が倍になれば、使えるお金が倍になるわけではない。「それ以上になる」のだ。

たとえば、年収が400万円から800万円になったと仮定しよう。
400万円年収が増えたのだから、使えるお金は倍になるのだろうか。

もし一年の生活に必要なお金が300万円だとする。
そうすると、年収400万円の場合は100万円を使えることになる(この金額だとイマドキの軽自動車も厳しい)。

しかし、年収が400万円増え、倍の800万円になったらどうだろう。
1年間300万円で生活する限りは、(年収400万円時代の)100万円に加えて増加分の400万円も使えることになる。
つまりは100万円から500万円も、つまり5倍のお金を使えるようになったということだ
(トヨタ・アルファードのハイブリッドモデルが買える)。

年収が増えたとしても生活レベルを変えなければ、必要最低限の金額より「上」のお金はぜんぶ余剰金だと考えていい。
この理論だと、年収が1000万円になれば、700万円も使えるということになる(ポルシェ718ケイマンが買える)。

年収と購入するクルマの価格とのバランスは?世間で言う「買うクルマの価格は年収の半分」説を検証する

年収が2000万円になっても300万円の生活を維持した場合、1年で1700万円の「余裕」が出るから、フェラーリやランボルギーニも(1年半くらい貯めれば)現金でポンと購入できるという計算だ。

つまり収入が一定のラインを超えると急激に可処分所得が増えるということになるため、一概に「購入するクルマの価格は年収の半分が妥当」とは言えないことがわかるだろう。
上の例を見てみると、年収400万円における「年収の半分」は200万円だが、貯金がない場合、ローンを組まねば200万円のクルマは買えない。

しかし年収が1000万円の人だと、1年あれば500万円のクルマを簡単に買うことができるうえ、200万円もお金が余るという計算だ(その費用をカスタムに回してもいい)。

もちろん、年収以外にも様々な要素はある。
これら計算は「机上の空論」であり、日本は累進課税を採用しているので、所得が上がれば、税金もより多く支払わねばならないということは考慮する必要がある。

そして、自宅に住んでいる人と賃貸住宅に住んでいる人、住宅ローンを抱えている人とそうでない人でも可処分所得は大きく変わる。
自宅に駐車場があるかないか、でもやはり可処分所得には相違が生じるだろう。

Source: CL

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